AIRCOOLED/RD

高回転は焼付きが怖いんだよね~

波形を計るハズが・・・

デジタル進角のプロジェクトとの経過としては
オシロで点火信号の波形を計測して、Tochinさんにそのデーターを送らないとならないのですが
今までノートPCの手持ちがなかった為、計測が出来なかった…

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だが先日、ノートPCを安く手に入れる事が出来たので、今日は点火の波形を計測して見る事にした!

手順としては
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ノートPCとオシロをUSBケーブルで繋ぎ、

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ポイントにプローブを接続してエンジンを掛け…

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次に、PC上でオシロ電源をON!

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続けて…トリガ計測をON!
計測となるハズでした…

エンジンを掛けようとしてクラッチレバーを握ろうとしたところ、なにやらおかしな感触が…
左側のエンジンカバーが浮き上がってクラッチレリーズがプッシュロッドを押し切れていません…
実は、普段から左側エンジンカバーの取り付けネジを、最小限しか付けていなかった為
ポイントカバーを外した事でこのような事になってしまいました。

そこで、一旦左側のカバーを外して見る事にした。
カバーを外して見るとドライブスプロケット周辺の汚れはそれほどでも無かったが、一応簡単に掃除をする事にした。
こんな事をしているうちに、クラッチレリーズに目が止まり、OHがしたくなって来る!
即分解する事に…

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古いオイルをティッシュで取り除き、パーツクリーナーとブラシで洗い流して行く。

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綺麗になった所で新しいグリスを充填し、元通りに組み上げる。

カバーを付ける前に、プッシュロッドの点検もして置く事にする。
プッシュロッド周辺の汚れを落とした後、プッシュロッドを外し、通路内にミッションオイルを数滴投入する。
プッシュロッドのケース側通路内に汚れが侵入しないよう、細心の注意をはらいながらプッシュロッドを進入させて行く。
その時、進入させるプッシュロッドにもミッションオイルを滴下し、回転させながら進入させる。
プッシュロッドは、数度出し入れしながら、おかしな引っ掛かりが無く、スムーズに動く事を確認する。

その後、ポイントカバーを外した状態でも左側エンジンカバーが固定出来るように、無かったネジを探して来て取り付けた。

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ここまで来ると、クラッチレーバーが気になって来たので、ここも分解・洗浄、新しくグリスを充填しました!
最後に、クラッチレリーズとクラッチレバーの遊びを最小最適の状態になるように何度も調整を行う!

因みに、クラッチの握りを少しでも軽くする為、クラッチレリーズのリターンスプリングは、現在取り外した状態にしている。
ハンドル周辺のクラッチワイヤーの取り回しも無理が無いように考えてあるので、クラッチレバーを握った感じは、かなり軽くなっていると思う。
過去、RDのクラッチレバーは、非常に重いもの!と思っていた時もあるが、重いクラッチレバーは、実際の所メンテ不足がその原因である事が良く解る!

と!こんな事をしていたら、昼から始めた作業も、既に午後4時を過ぎていた…

本題の波形を計測する為にエンジンを掛ける…

あれ!

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オシロの計測画面がフリーズして動きません…
何度やっても同じ状態になる。。。
オシロの回路か?それともノイズなのか?
取り合えず今日は、撤収する事に…

オシロの回路を一寸変えて見ようと思う!