ロッシ足出しの効用?
ロッシの足出しに付いては、いまだによく話題になりますね…
先日の日本GPでも、足出しを使って前車をオーバーテイクしていました。
特に、ハード・ブレーキング時、上体を安定させる為に行ってるように思うのだが…?
ハンドルを支点にした場合、上体が前方に放り出される力に対して、足を下に伸ばす事で、丁度力が釣り合ったのに近い状態を作り出してる?
この場合、ハンドルを持つ手に対し、体はわずかに抜重した状態になっており、ライダーの全体重を前輪に掛ける事が出来る…
そんな、事なのではないかと?
実際は、コーナリング手前での事であり、外足ステップと内腿でも始点を作り、複雑に(画像の場合は右足で)バランスを取っていると思われます。
この事は、コーナリングへ移る上の動作としても理にかなっていると思われ、余裕にも関係しているのではないか?
ロッシのコメントには、データーを見ると全然速くなって無いと言っているところがある。
ブレーキング時は、前輪タイヤのグリップ力の限界があるのと、リアタイヤが浮き上がる事で安定性が低下すると思われるので
これも、ライダーが無意識にブレーキコントロールを行っている為?と思われます。
(電子制御の利き過ぎに異を唱えているロッシですが、M1のブレーキが制御されている事も理由の一つと思われます…と、言っても、実際にM1のブレーキがどの位制御されているのか?私は知りませんが…(笑) )
(電子制御の利き過ぎに異を唱えているロッシですが、M1のブレーキが制御されている事も理由の一つと思われます…と、言っても、実際にM1のブレーキがどの位制御されているのか?私は知りませんが…(笑) )
もしそうなら、ロッシはこの事によって、ブレーキング時の安定感を実感している筈ですが
何故か?本人は、良く解ってないようなコメントをしているのが面白い…(笑)
本人も無意識なので、足出しの効用?としては、フル・ブレーキング時の安定感が上がる気がする?的なものになるのだろう。
イマイチ…旨く説明出来無いのですが…(爆)
そもそもライディングって、無意識に体が動いてバランスを取ってる感覚のものだ!
人間の無意識からくる、感性・バランス感覚、能力ってのは以外に馬鹿に出来ないもので、必ず意味がある筈なのである。
良く解らないながらも、それを実行し、結果に結び付けているロッシは、やはり優れたライダーと言う事になる。
ライダーも職人なのだと思う。
だが、そんなロッシも、来年はドカに移籍してしまう…!
でも、4年後位には、またヤマハに戻って来てくれないかな?(笑)
現役としてはギリギリ?かも知れないが、ロッシなら出来そうな気がする。