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高回転は焼付きが怖いんだよね~

ダイアルゲージ台の自作

久々に…自作工具の記事です。

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当時、レストアを始めるにあたり、私は不足していた工具を集める事から始めましたが
素人には敷居が高い、特殊工具も必要になる訳です…
その特殊工具の一つ、ダイアルゲージ台があります。
点火時期を正確に調整する為に使用するものです。
死点前○○ミリ…何て感じで使います。

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当時の角タンク用サービスマニュアルに載っている、ダイアルゲージ台の品番は、調べて見ると廃盤になってました。

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最終型のSMでは、ダイアルゲージ・ダイアルゲージ台セットと言う物になっています。
この時は確か?高価で購入断念したと思います。

なので、自作する事にしました。

材料は…
人生初?のバイク(原付)に使用していた中古プラグ(BP5HS)
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アルミの丸棒(ガイシ部分の直径:15mm)
アルミパイプ(内径:ダイアルゲージ側の直径8mm、外形:プラグネジ部の内径9mm)
瞬間接着剤
そして・・

例?によって、プラグを流用して自作します。
ガイシが中々割れず、このガイシ割り作業だけに1ヶ月位?かかった事を思い出します。

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アルミの丸棒の中心に、アルミパイプと同じ径のドリルで穴を開け
中にアルミパイプを入れ、プラグ側に貫通させる。
瞬間接着剤をスキマに染み込ませて固定すれば完成です。

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締め込み後の高さは31mm
ダイアルゲージ上部の保護キャップを外すと、ガソリンタンクが付いた状態で、浸入、調整する事が出来る高さになります。
このダイアルゲージを作っていた当時、私はまだストレート等の工具安売りショップの存在を知りませんでした…
特殊工具と言っても、現在は余程の物で無い限り、簡単に手に入れる事が出来る本当に良い時代です。

今時は、こんな物を自作する人はいないんでしょうね…(苦笑)