AIRCOOLED/RD

高回転は焼付きが怖いんだよね~

メインキーの修理

休みに箱根に行こうとして、断念してしまいましたが・・
後で解ったのですが、メインキーを紛失してました・・・(苦笑)
メインキーを新しく製作したので、良い機会ですから、以前からの問題を解決する事にしました。

問題は、メインキーがONの状態にも関わらず・・抜けて来てしまう事・・・
角タンクを購入した時からこの状態ですが、放置してました。
オフにしたつもりがオンの状態になっていて、出先でバッテリーを上げた事もあります(苦笑)
また、走行中に抜けてしまう危険がある為、ハンドル周りにストラップで固定するようにしてました・・・

なので、メインスイッチを分解して中身をオーバーホールします。
イメージ 1
どうも?レストア当時、メインキーはOHしなかったようです・・・
油分?とホコリがスラッジとなり、ダンパーのような働きをしてディスクの動きを悪くしていました。
イメージ 2
スラッジのせいで、ディスクが本来の位置へ戻れない為、ストッパーの掛かりが悪く、回ってしまう状態だったと思われます・・・
分解してシリンダーを確認した所、シリンダーの奥には、鍵が斜めにならないように、カギの先端を乗せる部分が確認出来ます。
ですが・・・確か?
紛失したカギの先端には、このシリンダー奥に乗っける部分は無かったと思いましたが・・・?
記憶にありません・・・(苦笑)
シリンダーが入る外側(アルミダイキャ+スト)もディスクが正常な動きをしていなかった為と思われる、変磨耗が見られます。
カギ先端の形状が適切でなかった為、シリンダー内で鍵が斜めになり、ディスクが規制されないので遊びが出でしまい、カギを保持が出来なかった事が原因だと解りました。

イメージ 3
参考に手持ちの鍵(ヤマハ純正)を参考にすると・・
カギの先端に少し伸びた部分があります。
シリンダー奥に、この先端が乗っかる訳です。

新しく製作したカギは、先端が三角に尖がったままの形状なので、先端の部分を新たに製作してハンダ付けします。

イメージ 4
いきなり完成ですが、かなり時間が掛かかってます。
理想から言えば
先端の幅を少々削り過ぎ(0.1~0.2㎜?)てしまいました・・・

イメージ 5
点線部分が元の先端を示します。

イメージ 6
シリンダーにカギを挿しても、水平を保ち
カギが斜めになりません。
シリンダー先端の突起部分の中に、カギ先端が乗っかってます。

イメージ 7
完成です。
当然ですが・・
カギは抜けなくなりました!G
全ての箇所で動きが良くなった事が解ります。
節度のある動き・・とでも言いましょうか?

因みに、記事は、カギの話なだけに、実際に作業を行えば理解出来るのですが
余り詳しく書く事も出来ませんし・・・

※想像だが? 紛失したカギは合鍵で、純正のカギには先端の突起があったと言う事かもしれない・・
 ブランクキーの関係でか?