AIRCOOLED/RD

高回転は焼付きが怖いんだよね~

ピストン揉み出し

フロント周りをバラした序にキャリパーの揉み出しを行っておく事にする。
ピストンの揉み出しは比較的に頻繁に行っているが
少し乗らない間にピストンの動きは直ぐ渋い物になってしまう・・・

現時点のピストンの動きとしては固着は無いが、内側下の動きが悪い状態。

いつものようにマジックリン薄め液で洗浄の後、ピストンを出して更に洗浄
水分除去の後、メタルラバーをスプレーしながらピストンの汚れ取り。
仕上げのメタルラバーをスプレーの後、回しながらピストンを出し入れする。
内側下のピストンの動きが改善しないのでピストンを抉ってシールに隙間を作りメタルラバーを浸透させるイメージで斜めに動かす。
角度を替えて同じ動作を繰り返して行くと動きの悪かったピストンの動作が改善。
この後、ピストンを全て押し戻した状態でキャリパーをアウターチューブへ固定。
パッドをセットすれば作業終了なのだが・・・
ピストンを戻したつもりが1つだけピストンが出て来てしまっていてパッドを入れる事が出来ない状態??
数度、同じ作業を繰り返したがやはりピストンが出て来てしまう?
この状態は、油圧が解除されていないという事・・・

イメージ 1ここで気付いた!
マスタータンクのキャップを緩めていなかった事に・・・(苦笑)
※イメージ画像

終了

※他の作業
イメージ 2チャンバーにサビが出て来た。
今回はサビ残しのまま脱脂、クリアー上吹を行った。
次回、カーボン除去作業時にサビも除去する。