AIRCOOLED/RD

高回転は焼付きが怖いんだよね~

松姫峠~柳沢峠

ここ最近は山梨方面を重点的に走ってる感じになってるが・・
今日も先日行こうとして断念した松姫峠~柳沢峠を回り、帰りは県道24号で道志に抜けるルートで行って来た。
天気は曇、蒸し暑さはあるが走しり出してしまえば走行風で気にはならない?

先日は6000回転前後の谷が気になり、路上でニードルのクリップを3→2段に変更、谷が改善している・・
今日も6000回転過ぎまで、回転の繋がりの良さに変わりはない・・
エンジンの調子は昨日よりは良い感じ、気象の関係だろうか?


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今回甲州街道へ入るルートは413号~412号を通る予定だったが
入って直後から相模原市内を抜けるルートは渋滞の予感がしたので
結局何時もの大垂水ルートに変更した。
一寸遠回りになるのだが此方は何時もスムーズだ。

甲州街道を進み右折して松姫峠(139号)へ入る・・

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最後の民家群を抜け峠を登って行くと程なく深城ダムへ到着
この辺りは比較的最近改修された区間?なのか道幅もあり走りやすい。
ここからはトンネルを3つ抜けると道幅が狭くなる
路上には枯れ枝や枯れ葉が散乱しているが比較的道の脇に溜まっている事が多く
それらを避けるため中央を走行する感じになる。
いすれにしても滑って転倒とならないように注意が必要である。
今回対向車には2度遭遇したが何方もコーナーを抜けるタイミングだった・・・
こう言う状況では瞬間的な互いの位置関係が重要になるが
走行速度によっても対向車を認識出来る時間は違って来る・・
ブラインド左コーナーでの対向車には注意だ!

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松姫峠頂上に到着。
石碑の前で定番?の記念撮影

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その後トイレ休憩・・

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これから下り区間になるが山の天候は変わりやすい・・・

松姫峠へ来るのは初めだと思う?のだが、これから向かう柳沢峠は一度途中まで行ったものの
工事中で通れないと勘違いして引き返した事がある・・
この時はRDサーバイブの集まり(2006年?)が河口湖であり、宿泊先の旅館へ向う途中だった・・
この時小菅村役場で道を尋ねている・・
なので、もしかしたら?この時、松姫峠を通っているのかもしれない?
この時もすごく遠回りをした気がする・・(苦笑)

松姫峠を下り最初の突き当り、その小菅村役場を右折・・
奥多摩湖へ出て突き当りの深山橋を左折、411号を進む。
大菩薩ラインを登って行くと、途中から6000回転前後の谷の影響がハッキリ出て来て
抜け出せなくなって来た・・
箱根の大観山等(標高1010m)では最近カブリ等の症状は経験がないが、柳沢峠の標高は1400mを超える・・
松姫峠も1200mを超えていたが路面の状態が関係してか?谷の影響を感じるほど回していなかったと言う事か??
大菩薩ラインは断然路面状態が良い為、スピードも乗ってくるが故、エンジンは高回転を維持する傾向になり、多分1000~1200mを超えた辺りから谷の影響を感じ初めたと思う?
なので、速度を保ちながらもマッタリと登っていく事に・・

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頂上の茶屋に到着RDを止める。一足先に到着していたツーリングライダーが店の中へ・・
実はここまで来る間ガソリンの補給のタイミングを逃しており、燃料の残量を気にしながらの走行となっている・・・

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茶屋で土産と簡単な食事をと考え店に入る。
とここで異変に気付く・・
なんと財布がない(汗)(笑)
手にとっていた土産を棚へ戻し店を出る・・

現時点で最大の問題は燃料を補給出来ない事が決定したと言う事・・
直ぐタンクの残量を確認すると約半分以上消費している模様?
この時の判断として柳沢峠の下り区間を可能な限り惰性で下る事を決める。

松姫峠山頂で確認したことだが山の天候は変わりやすいのである・・
下る途中、大雨に遭う・・とっさに周辺を見渡し、道路箸へ連なる樹木の下へ潜り込み雨宿り・・
暫く待つと雨は直ぐ小ぶりになったが、軽くズブ濡れに状態になる・・

発進時はエンジンを掛け速度に乗った所でエンジン停止
結局、フルーツライン(県38号)と交差する辺りまで惰性で下る事が出来た。
ここからは甲州街道へ出て16号までのルートを計画。
遠回りであっても大通りを通った方が最悪の状況を回避できるとの判断である。
現時点、タンク内の残量では経験上、帰り着く事が不可能な事は間違いない・・
行ける所まで走って最後はタクシーで帰宅してと考えていた。

甲州街道では殆どの場合、クラッチミート後は直ぐに2速へシフトアップ
でショートシフトで乗り切った・・
3500回転辺りを常用したと思う?

相模原駅前交差点の直前、ガス欠の症状あり・・
等々予備タンクに切り替わる・・
RDの予備タンクは1.5リッター位は在るのだろうか?
実はよく解っていない・・
大垂水峠は回避して相模原駅前を右折、412号~413号で16号へ出る事を選択
相模原市内のアップダウンを抜け何とか16号へ出る所まで来た。
ここで燃料の残量を確認すると、予備タンクを半分程?使った感じだろうか
まだまだ走れる状況だが10キロも走らない内に確実にエンジンは停止するだろう?
この時点での帰宅するまでの距離32キロある・・・

実はタンクバックに若干の小銭が残っているのは解っている
最後の砦?・・
セルフでないスタンドを探すが、大通りのスタンドは大概の場合セルフと決まっている。
見逃さない様に目を凝らしつつ走行するが、中々見つからない・・
この時はスタンドを見つけるのが先か?ガス欠が先か?と言う状況だった・・

結論から言うならば・・
何とか給油出来るスタンドを発見し給油することが出来、無事帰宅する事が出来た(苦笑)
スタンドでの給油時タンクバックにあった小銭は300円程だったか?
その後、全てのポケットを確認すると?
Gパンのポケットから更に小銭が出て来た。
計算してもらうと全部で575円あるとのこと・・・
給油量は3.64Lになる。
単独で帰宅できる事を確信する事が出来た瞬間だった。
22時帰宅

以前CDIのトラブルにより片肺走行となった時以来、最大のピンチな状況となったが・・
夏の良い思い出になったのか?



※後日の計算によれば概算の燃費は19キロを超えているらしい?
 現在の仕様、下道のみの走行でこの燃費は信じがたいが
 間違いでなければ過去最高の数値である・・・
 因みに、電源を切るとセンサーが動作しない為オドメータに距離がカウントされない。
 よって今回柳沢峠を惰性で下った区間(約17.6km)の走行距離は燃費計算外となっている。
 全走行距離:303km