AIRCOOLED/RD

高回転は焼付きが怖いんだよね~

SP-TDCの作業が前進

去年の今頃機上で行ったSP-TDCは動作出来ず・・・
暗中模索でDC-CDIのメンテを行ったりしながらその後時間は経過してしまう事に・・
ここ数年、冬の間シーズンオフになるとRDのメンテと共にSP-TDCの作業開始となるパターンになっている。
よって、SP-TDCの作業は年を跨いだ作業の為、当然ながら記憶も曖昧に・・
勘違いも多くなり、何故か動かない??なんて事になる。

低回転時の動作確認をする為、部品を手配し新くるくる3号を製作。
キックスタート時を想定したテストを行なうがSP-TDCは動かない??
回転を上げて行き2000回転になると突如動作開始する?
その他に、スロポジやレブリミッターが動作せず・・

その後、小田さんと数度の問い合わせの結果、SP-TDCが動かない原因が判明・・

小田さん:「プログラムを確認したところ、波形の並びが逆なのが根本的な原因のようです。
ローターが逆回転になっています。」

との事・・・(苦笑)

ローターの回転が逆回転であることが判明!
そりゃ動かない筈だ!・・・



低速時の動作をオシロの波形とSP-TDCのセッティング画面で確認。
動画は230回転前後で動作中の所から始まるが、ローターを一旦停止後の動作は150回転前後から反応している事が解る。
キックスタート時の反応として全く問題は無い。
各回転でスロポジによる進角遅角の動作確認を行ない、略進角マップの通りの動作を確認。
9800回転に設定したレブリミッターも動作する。

去年行った機上テストで点火出来なかった原因は益々何だったのか??
この時ローターは逆回転していない事は確認済・・・

今回は自分の中で前進が有った事は間違いないのだが
作業が前進したと言うよりは振り出しに戻ったと言った方が正しい気がする?
機上で動作確認出来て初めて前進したと言うべきだろう・・

次は机上でDC-CDIのを繋いで動作確認を行なう予定。