AIRCOOLED/RD

高回転は焼付きが怖いんだよね~

オイルポンプOH 終了

オイルポンプ組上げ開始。

イメージ 1
各シャフト関係はペーパーでラッピング
オイルシールのリップ接触位置をずらす工夫を実行・・!

イメージ 2
オイルシール外周後端を0.4㎜程研磨の後、圧入・・
思った感じにはなっていない気がする?・・

イメージ 3
リップ接触位置確認・・
首の皮一枚状態?・・・

イメージ 4
以前から気になっていたウエーブワッシャを交換する・・
ウエーブワッシャーの厚み、0.25→0.2㎜
4~5万キロで-0.05㎜厚みが減少した事になる・・・
単純計算だと8万キロで 0.25→0.15㎜ -0.1㎜減少になる・・・
最少ストロークを0.2㎜に調整した場合、確認を怠ると最少ストロークが規定値を下回る可能性が出てくる・・
最少ストローク時はアイドリング中の場合が殆どと思われるが
最少ストロークがゼロでオイルが供給されなくても一見不具合を感じられない場合が考えられると思う?・・
スロットル開度が増えアジャストプーリーが回転すればカムが当たり
通常プランジャーのストロークは増加するからである・・・
この場合、長時間アイドリングさせクランクケースに溜まったオイルが消費されると、ピストンの消耗、抱き着き等が発生するリスクが増加すると思う?・・
また、オイルの消費を少なくする為、オイルポンプワイヤーを調整し
アジャストプーリーの位置を調整する人がいるが・・
最少ストロークの確認と自分の走行パターンを考え行った方がよいのでは?
とよく思うのである・・・

何れにしても、ウエーブワッシャの消耗は微量?ではあっても関連し、減少してしまうオイルポンプの最少ストロークは、定期的に確認する必要がある・・
内部のオイルシールが先に消耗し、OHをする事になる事が多いと思うが?
各部の消耗具合を確認の上、最少ストロークの調整を行うと良いのではないだろうか?

イメージ 5
オイルポンプの排出量過多の傾向は?
オイルポンプ取外した時の状況から判断すると・・
何故か最少ストローク(1㎜?)多めに調整されていた事が原因らしい?のだが・・
排出量過多の判断についてはもうしばらくの間様子を見る必要があると思う?

画像はOH後・・
プーリーカムの角度、高さなど、サイズがRD250(77)と違いなしと判断し、1KTに変更。

後端オイルシールとシャフトが接触する奥まで達するようグリスを充填した後、スタータープレートで押して周囲にグリスがはみ出させる。
シャフトの中にもグリスを注入してサビ防止・・

スタータープレート組み付け後に最少ストロークが0.02㎜程減少した事から
多少の引張がかかりシャフトが後退したかもしれない?・・

現状の最少ストローク、0.25㎜ 
プーリー1KTへ変更後の最大ストロークは、2.2㎜
今後最少ストロークは増加した後、減少するのではと?予想する・・

イメージ 6
ビフォー、アフター・・・

終了。