AIRCOOLED/RD

高回転は焼付きが怖いんだよね~

オイルポンプ取付・・・

低回転のカム山が摩耗により低くなった事により、1KTアジャストプーリーへ変更したオイルポンプ・・
取付調整後、ポンプワイヤーが調整範囲に無い事が判明・・
プーリーの巻取り径が1KTの方が大きい為、最少ストロークの時点で
カム山が最少の範囲まで戻す事が出来ないのだ・・
(現物合わせ→判明→修正・・)

 

この状態で最少ストロークを調整すると最大ストロークが減少し・・・
最大ストロークに合わせると、今度は最少ストロークが増加してしまう事になってしまう・・
要は、カム山の高さを使いきれない事が問題なのである・・・
 
ポンプワイヤー調整パイプのネジ山を増設して調整幅を増やす事も考えたがピッチが細目な事が解りこれも断念・・・

 

今日のところはRDのアジャストプーリーに戻し、調整して終了・・

 

最少ストロークから最大ストローク
プランジャーはカム山に乗った状態。

 

最少ストローク動作

 

オートルーブポンプのオイル排出量はスロットル開度でのみ増減がされる為
高回転時にスロットルを戻すとオイル排出量が低下してしまう・・・
1KT当たりからスロットルワイヤー中間にYPVSと連動したワイヤーをリンクさせるカムが装備されるようになった。
YPVSは回転数に連動し動作をするためオイルポンプに回転数に同調した動作をさせる工夫である。

 

現状のRDはスロットル開度が約60パーセントで最大ストロークになる。
RDは空冷である事も考慮されてか?
オイルポンプの最大ストローク範囲が多めに設定されたのでは?と想像する・・・
そう言えば、RD開発物語にそんな記述があったかもしれない?・・・

 

次回はアウターケーブルを短縮加工して、再び1KTアジャストプーリーの作業を行う予定。