AIRCOOLED/RD

高回転は焼付きが怖いんだよね~

スロットルワイヤー分岐内部のワイヤー押えに固定ネジ追加

スロットルワイヤーは、スロットル側のワイヤーとキャブレター側2本、オイルポンプワイヤー1本で構成されており。
スロットル側1本を以降の3本のワイヤーに分岐連結するシリンダーが存在する。
スロットルワイヤーはアッセンブリーの部品で、非分解パーツである。
なのでスロットルワイヤーを加工、改造する際は内部の加工が必要になる・・
因みに、スロットル開度は分岐シリンダー内のピストン稼働距離による。

スロットル側と以降のワイヤーはピストンにあるスリットにワイヤーを通し、上下のワイヤーがピストンを中心に互いに逆方向に引張るように固定されている。互いのワイヤーが押しになった時にワイヤーがピストンから抜けないように、ピストン上部のフタがワイヤーの抜けを防止しているのだ・・
画像の通り通常、油脂製のピストン上部にあるフタには3つの穴を貫通した樹脂のカシメがあり、フタが抜ける事は無い。
 
同調を取った後、フタが内部で外れるとスロットルの引き代が減り
スロットルが全開にならなくなる・・
今まで何もしていなかったが、フタの外れ防止の為、ネジ止めする事に・・・

イメージ 1
2ミリ精密皿ネジを使用





スロットルワイヤーは、スロットル側のワイヤーとキャブレター側2本、オイルポンプワイヤー側の1本で構成され、中間の分岐を介して連動させている。

キャブレター交換で口径が大きくなると
ワイヤーの引き代が足りなくなる為、分岐を分解して新たにワイヤーを制作しなければならない。
分岐を分解するにはスロットル側のキャップを外して内部のシリンダーを取り出し、上部のカシメ3点を外すと各ワイヤーをシリンダーから分離する事が出来る・・

分岐を元の状態に戻す場合、外したフタを元に戻す事でスロットル側ワイヤーを中心に維持する為、ワイヤーの軌道が安定すると思う?
フタの3穴とカシメ側3突起を合せてハメただけの状態で今まで使用中・・・

今まで不具合は無いが外れる可能性があるのでネジ留めに・・
2㎜の精密皿ネジ留め

フタが外れた場合は当然ですがスロットルが全開に成りません・・