AIRCOOLED/RD

高回転は焼付きが怖いんだよね~

ツーリングに行ったが・・・ その2 (RDが破損・・・)

今回の秩父ツーリング、約250キロ程を無事走り終える事が出来ました。

話は、この1月ほど前の事です。
私のRD角タンクは、去年の5月、西湘バイパスを走行中、ピストンに大穴を開けた事によるエンジンのOHと
同時に着手していた足回りの大幅な改修を終え、1年半の長期に渡る作業を終えていました。
私は、エンジンのナラシと足回りのチェックを兼ねて、箱根へ行く事にしました。
その結果、リア・ブレーキがロックしたまま解除出来なくなる事が解り、その事が原因でRDを破損させてしまいました。
その時の話です。

それは、左に大きくカーブした下り坂の途中でした。
リア・ブレーキが解除不能になり停止…
仕方なく、サイドスタンドを立て、RDを止める事にします。
この時は、リアブレーキがロックしているのでRDは移動しません。

あ~~っ! 

一瞬でした。
一寸目を離した瞬間にRDが倒れてしましました(大汗)
油圧が抜けてブレーキが解除、下り坂の為前に進んで倒れてしまいました。
直ぐに起そうとしますが、倒れた場所のすぐ横が縁石になっていて、上手く起こせません!!
私とRDを発見したクルマ達が、緩い下りの左カーブをゆっくりとが通り過ぎて行きます。

と、その時!
大型のトレーラーが下って来るのが目に入りました(汗)
イメージ 1
注:画像はイメージです。

トレーラーは内輪差を考慮し、大回りしながらトレーラーの後輪はコーナーの内側をトレースしています。
まずい!巻き込まれる(激汗)
トレーラーの運転手も私に気付いて減速、同時に進路を中央よりに変更しようとしています。
ですが、中央分離帯がある為にギリギリの操作になっています…

あ~ 潰される~ 汗汗汗汗…

ギリギリ、セーフ!
最悪の状況を想定しましたが、何とか助かりました。
実際は、5秒も掛かっていなかったと思いますが
何時間も掛かっていたようでもあり、スローモーションのようでもあり
この感じ、何度経験しても嫌な物です…
とにかく助かって良かった。。。

直ぐにRDを起して状態を観察します。
メーター回り破損、インジケーターのケースが粉々です(涙)
粉々になった破片を拾って見ましたが、途中でやめました…
ハンドルが動きません、ステアリングダンパーのシャフトが曲がっている事が原因と解りました。
ステダンを取外し、ハンドルが動くようになりました。
ここは危険なので安全な場所まで坂を下って移動する事にします。
よく見ると、フロントフェンダーが何やら濡れています。
フロントのバンジョーボルトが緩んでブレーキフルードを撒き散らしていました…
転倒時、左側を強打していますのでフロントフォークが捩れている可能性もあります。

その後、現地で応急的整備を行い、何とか無事帰宅する事になるのですが
帰りの西湘バイパスを走行中、フロント回りからタンタンタン と振動が…(汗)
何かが曲がった感じです…

今回の原因となったリア・ブレーキ、その症状ですが
ブレーキをかけていくと段々と抵抗が掛かかり、仕舞にはブレーキ解除不能となり停止となります。
でも、少し時間を置くとブレーキが解除される?
特にブレーキをハードに使っていた等は無く、問題は無かったと思います。
ネットでも原因を探りましたが余り例が無い様で、はっきりとした事は解らず…

その後、リア・マスターシリンダーを分解して原因が判明します。
しいて言えば、原因は私自身の単純な整備ミスでした(汗)
(続く)