AIRCOOLED/RD

高回転は焼付きが怖いんだよね~

原因をほぼ特定か?

不調の原因をキャブレターに集中させていたが
直接の要因は点火系という事のようだ・・・

燃調が濃くなっていると判断し、キャブレターのジェットを変更
すると左は薄くなる症状とを示すが
肝心の右は、濃くなってしまう症状は変わらず?・・
そもそもプラグの焼け方が可怪しい・・
イメージ 1
2013・5・4 PJ:25
イメージ 2
2013・5・6 表 PJ:20 JN:2段
イメージ 3
2013・5・6 裏
PJに20を変えた後の焼けの具合は、PJ:25の時点と比較し、外側電極のカーボンが焼き切れている事から燃調は薄い方へ移動したと考えられる?が、右の状態については変化なし・・
右はネジ部へのオイル付着が排出量過多を思わせるが、左右の燃焼に関する条件(キャブ、ポンプ等が正常)は同じなので、右のオイル過多が失火の原因と判断するのはおかしな事・・

プラグの状態、症状から、被っている焼け方とは考えられない。
この症状は去年のミーティングの時から同じ・・

以前、プラグキャップを交換した時にレギュレータの入力電圧を11Vに設定しテストを行なったが
記録によれば、その直後に11.46Vに設定変更と記録がある。
原因はこれです・・


入力電圧14.4Vによりテスト開始
2分30秒:単発の点火不良が出始める。
3分45秒:疎らに連続性のある失火
4分:疎らに点火不良の状態になる
5分:完全な連続性の点火不良の状態になる。
※入力電圧が11Vを過ぎると点火がまばらになる。
点火が疎らになる時間の経過と暖機後に右側の燃調が濃くなると判断した時の時間経過が見事に符合する。

DC-CDI製作当時、長時間に及ぶ連続点火テストの結果、不具合解消のために入力電圧を下げる判断をして10.7Vに設定した。
電圧を下げる為にレギュレーターで電圧を制御していたのにも関わらず、電圧を自ら上げていた事が原因だった・・・
思い付きで行ったことが全て裏目に出てしまった(苦笑)

今回は、以前充電電圧の上昇に伴いトリガー回路に支障をきたしたと思われる事があった為
トリガー回路へ過電圧保護の回路を追加する。

配線を少々変更し、SCRのゲート入力電圧はレギュレーター制御出来れば理想的?

この後、6000回転、10000回転の連続点火のテストを行い作業を終了。