AIRCOOLED/RD

高回転は焼付きが怖いんだよね~

トリガー回路改良

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暖気後の着火不良に関しては、かぶり(燃調)を疑って来た訳だが
どうやら、本当の原因は点火系だったようだ・・・
測定の結果、高圧側の給電電圧が高めに設定されていた事が判明?したが
これは、点火が疎らになる原因の一つとしてCDI製作時から解っていた事で
この点については設定ミスと言う事になる・・

この後DC-CDIのテストを行い点火の確認を行った。
同時点火では問題が出ないが
交互点火ではターンオフしない(問題の右側)事が判明。

トリガー回路の動作に不具合がある事が解ったので
回路の不具合を解消する事に・・

変更箇所
オリジナルの回路ではSCRのゲート直前にセラコン0.1μFを直列に配置しているが、今回はこれを撤去した。

誤動作防止について
①トリガー回路の電源電圧安定化の為、高圧側と同じ10.7Vを使用。何れ三端子レギュレータ(5V)に変更予定?
②アノードカソード間にCRアブソーバー侵入。
③トリガー回路入力に直列にダイオード侵入。
④ゲートにツエナーダイオード侵入

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ブレッドボード上でテストの結果、動作には問題なし。
ところが実際に回路を組むと片側の放電が出来ず・・
何故かネオン管が点灯しない?
いろいろ調べたが原因が解らない??
サイリスタを何度も好感したり、部品を取ったり付けたりで基盤がどんどん傷む・・
数日間、この事で作業が停滞。
倍電圧回路ダイオードの所をチェックをすると反応なし?
反応しないダイオードを外しテスターを当てるが問題なし??
元に戻してハンダ付けすると、反応する?
結局単なるハンダ不良による接触不良が原因だった(苦笑)・・・

この後、10000回転で1時間、6000回転で30分連続点火のテスト
トリガー回路の改良完了。