AIRCOOLED/RD

高回転は焼付きが怖いんだよね~

また点火が疎らに?

DC-CDIのトリガー回路に手を加えて失火の原因、点火系の不具合は解消?した。
なので、散々手を加えていた吸気系のセッティングを以前の状態に戻し
走行テストを行う事にした。

今回のセティングは下記2点が違うのみ・・
油面:3→4mm
MJ:230→235

エンジン始動時はチョークを使用。
暖機を待たないとスロットルが着いて来ない。
油面を上げた事が影響したか?

暖気後は以前のように普通に走れたが、途中から点火が疎らになりだした。
また点火系の不具合?と思われる症状・・
停止して観察するとDC-CDIの冷却ファンが何故か停止してる事が判明。

それにしても。ファンが停止した原因は何なのか?
ファン自体の不具合? それとも、単なる接触不良か?・・

イメージ 1
タンクを外してDC-CDIを取り出し、検証する事にした。
横の蓋を開け、LEDライトで照らしながらファンのコネクター部に振動を与えてみたが、ファンは動作しない・・
接触不良ではない?ようだ。

イメージ 2
イグニッションをONにした後、ファンを強制的に回すと回転が始まった?
何らかの接触不良の類と思われるが?・・・

これらの症状から、点火が疎らになる原因は
トランジスタ冷却不足による高圧側の不具合と思われる?
冷却ファンの不具合に関しては、今までの、点火が疎らになる症状の原因の一つになっていたかもしれない?

冷却ファンの動作を確認して以後、走行では点火系が原因と思われる不具合は発生していない。

帰宅後、早速ファンの分解を行い確認を行った。

イメージ 3
予備のファンと比較するとシャフトの軸周りの動きがどうも大きいようだ?
本来のシャフトは簡単に抜ける事は無いのだが、問題のファンは簡単に抜けてしまう・・

イメージ 4
よく見ると、シャフトの軸が摩耗?により段減りしている・・
回転軸がベアリングタイプではないので寿命を迎えたと思われる?
ファンの回転数は制御していない為、常に最大回転数で回していた事と
回転軸を垂直の状態で使用していた事も、回転軸の摩耗を激しくした要因になったかもしれない?
回転軸の回転抵抗が上がり、電圧を下げていた事で起動出来なかったと思われる?・・・

冷却ファンを導入した時、秋月にはスリーブタイプしか販売していなかったが
調べると、現在ミネベアのベアリングタイプが安く出ている・・
早速、発注してしまった。