AIRCOOLED/RD

高回転は焼付きが怖いんだよね~

ロビンEY15Dの修理も終了

続けてEY15Dの修理・・

燃料を抜いて保管との事で当初エンジンは直ぐに掛かりアイドリングしていたが
少しすると何故かエンジン停止・・・?

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キャブのドレンを緩め燃料が来ている事を確認した後、プラグを見ると黒くカブり気味?

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取り敢えずキャブレターを分解してジェットの詰まりも確認したが問題なし・・
次の日キャブレターを元に戻してエンジンスタートを試みるも掛らず・・

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リコイルスターターに不具合があり、当初から紐の巻取りが弱くロープが余ってしまう状態だった。
ロープを引く量が少なく、力強く引く事が出来ないのでココも分解洗浄の上グリスアップ。


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最終的にプラグキャップが割れたいた事もあり

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RDから以前外したプラグキャップ(ヤマハ純正)と交換。
その際プラグコードの先端は1センチ程カットした。
その後、エンジンは直ぐ掛かりアイドリングも安定・・

結局のところ不具合の原因が何だったのかが良く解らないが、点火系に不具合が有り失火していたと言う事だろうか??

イメージ 6エンジンは掛かったがアイドリングが高めでうるさいので
回転数を下げるためスプリングを少しずつ伸ばしてスプリングのテンションを下げていたのだが、なんと折れたしまった・・・
取り敢えず作業を進めるため、折れた所をフック状に加工、長さを調整し組合せて使用・・
このままだと外れやすいので代替のスプリングへ交換した方が良いと思う。
因みに、このキャブレターはアイドリング時、スロットルバルブ開度調整用のスクリュウがあるのみで、エアスクリュウのような調整機構はない・・
スロットルは基本的に自動調整でクランクケースから伸びているアーム(ガバナ)がエンジン回転数に従
い先端が左に移動しプッシュロッドを介してスロットルバルブを閉じる方向に自動調整する。
よって、アームの動作は低回転時に於いて回転数を下げる方向に動作する。
折れたスプリングは、手動スロットルと自動調整用アームを繋いでいる。
スプリングのテンションは自動調整用アームの回転軸(ガバナシャフト)に働くトルクとバランス関係に有る?

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エンジン負荷に応じてガバナはエンジン回転数を一定に保つ動作をする事から
負荷が掛かり回転数が低下する事でガバナシャフトの動きが緩和されるとスプリングの張力が上まわる事になり、スロットルバルブ開度を全開方向に動作させると思われる?が・・
ガバナシャフトへ掛かるエンジン負荷が何によって発生しているのか、いまいち仕組みが解らない・・エンジンオイルの流動抵抗とか?・・・


ハーレーの三拍子をイメージしてアイドリングを限界まで下げてみた。
18時頃の動画だが日が伸びて来たとは言え既に暗く何も映らなかった・・・

※プラグキャップ抵抗値≒4.5kΩ