AIRCOOLED/RD

高回転は焼付きが怖いんだよね~

キャブが不調です!

どうにもキャブレターの調子が悪い。

先週、RDサーバイブのミーティングに徹夜の末参加、1年半振りの長距離をこなしたが
ミーティングの時から相変わらず、今日もキャブレターの調子が良くない。

症状としては
まず…

回転落ちが悪い。
高止まりする(3000回転前後)
サイドスタンドを立て、車体を傾けると回転が上がる。
ある程度回転を上げて、走行した後は回転落ちが良い。
コックはこまめに開閉させないと、エンジン始動が難しくなり、オーバーフローの症状が見られた。
ミーティング参加時は高速走行時も含め、シリンダーヘッド温度計の温度が左側に対し、右側が常に10度前後、燃焼温度が低かった。
などである。

停止時、エンジン始動時に、オーバーフローが原因と思われる症状が確認された為、GSタンクからフロートチャンバー内へのサビ粉混入が考えられた。その為、ミーティング参加前に、タンクのサビ取りを行っている。
そして、今日キャブレターを分解し、フロートチャンバー内のサビ粉の混入を確認して見ると
左側は、微細なサビ粉
右側は、0.3ミリ程のサビ粉の混入が見られた。
このサビの確認作業は、サビ粉が出無くなるまで、何度か行う必要がある。

キャブレターの油面が規定値である事を確認し、各通路の通りを確認後、キャブレターを組上る。
コックをON、すると両キャブ共に、ダダ漏れのオーバーフロー…
ニードルバルブの引っ掛かりと判断し、ドライバーを使い振動を与えるとオーバーフローは解消!

その後、試走を行ったが、症状は大きく改善していないようだ。
走り始めは、左右の燃焼温度も以前と同じく、右側が10度程低かったが、高速走行に入ると略同じ温度を示すようになる。
だが今回は前回と違い、低速走行になると温度は左右が逆転したりする…
その後も非常に不安定で、信号で停止後は回転落ちが悪く、しばらく高止まりする。

以上の結果から、今のところの総合的な判断は
油面が高い事による不具合なのでは?と思っている。
キャブレター(TMX30)の規定値は、RZのノーマルの車高を想定したものだ。
現状のRDは、足回りが変更されており、車高も若干前下がり気味なので、その事も油面に影響を与えていると思われる。

次回は、油面を下げて様子を見ようと思う。