AIRCOOLED/RD

高回転は焼付きが怖いんだよね~

レストアの日々その5  (回り止めを作る2)

前回、何とかダンパーロッドを取り出す事に成功して、ダンパーロッド頭部の周り止め形状がやっと解りました。
http://blogs.yahoo.co.jp/yamaha_play_250/3977193.html
もう一本フォークを分解しなければなりませんので、小判型形状に合う回り止めを新たに作る事にします。
前回作った物と同じように、ソケットを加工して作ります。
出来上がった物がこれです。
イメージ 1

イメージ 2

平らな部分に掛かる箇所以外をリューターで削り落としています。
因みに、小判型形状の寸法ですが、
2面巾(平らな部分):12mm、丸い部分:14mm です。
ソケットはエクステンションバーに繋げて使いますが、私はこれを使いました。
イメージ 4

イメージ 5

建築用 アンカーボルト M16×800 です。
この先を9.5ミリ角に削りソケットを差し込みます。
下のナットは、2面巾が24mmの物で、現在装着している、フォーク用の回り止めとして使用している物です。
私は机の上で作業しますので、アンカーボルトのUの字に曲がっている部分を机に掛け、回り止めとして使っています。

回りり止めについては、後日ネットでDT250をレストアしている方が、やはり同じような物を作っているのを発見しましたので、参考の為、紹介して置きます。
http://dt250m.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/2_d88c.html
イメージ 3

12ミリのソケットをサンダーで余計な部分のみ削除して、あっという間に出来たそうです。
作るのは、こちらの方が簡単そうです!

他に、私が聞いた回り止めの製作事例としては、丸パイプを潰す、何て言うのもありましたが
要は、内法12ミリの物であれば、なんでも良いと言えます。
身近な物で代用できる物がありそうです!

レストア、整備等、専用の特殊工具がどうしても必要になります。
現在は手に入らない特殊工具もありますので、自作される方は多いと思いますが
例によって、私も何点か自作していますので、以後紹介できればと思います。

(続く)