AIRCOOLED/RD

高回転は焼付きが怖いんだよね~

高止まり解消!

前回、アイドリングが高止まりするので油面を下げたキャブレターですが、休日の夕方2時間ほど走ってみた。

高止まり解消!
1200回転で安定してアイドリングしています。。。

でも・・・
高止まりの原因、結論から言うと油面が原因では無かったようです・・・

先日、エンジンの外観を目視にて観察したところ、シリンダーヘッドとシリンダー上面の間にオイル汚れを発見!

シリンダーヘッドボルトを増し締めしてみると・・・
これだ!!
緩んでました。
かなり・・・(汗)

と言うことで、原因は2次エア?でした・・・(苦笑)

OH後は、ヘッド、ベースガスケット締付後、馴染む事でしばらくするとヘッドボルトが緩みます。
過去にも同じ症状は何度も経験していて、ヘッド周りの2次エアに関しては、いつも頭の隅にあり、今回も実際よぎった・・・
なのに今回は、OH時にキャブレターを交換していた事もあり、高止まりの原因をキャブレターに集中させてしまった。
反省・・・

シリンダーヘッドボルトの締付トルクは、1.9~2.1kg・mです。
締付トルク2.0kg・mで対角にボルトを締付けると、高止まりする事が全く無くなりました。

過去に、左右でプラグの焼けが同じにならない?と言う相談を受けたことがある。
シリンダーヘッドボルトを増し締めして見る事をアドバイスした事があるが、見事に解消したそうです。
空冷の場合は、緩んでいる事に気付かずに乗り続けてしまう可能性があるので、シリンダーヘッドボルトの緩みについては、常に気に止めるべきと思う。

今回のOHの時に解った事で、少々話はそれるが
クランクケースから古いスタッドボルトを交換しようと一本づつ緩めて行くと…
数本のスタッドボルトが緩んでいました(汗)
シリンダーヘッドボルトがよく緩むので何時も気になっていたのですが、これが原因でした。
盲点でしたが、こんな事もある・・・って事!
去年、ピストンに穴を開けることになった、原因の1つだったかもしれません。

オーバーフローの方は、油面が合せ面から+3ミリ位、サイドスタンドを掛けてもオーバーフローする事は無くなったようだ。
それでも、サイドスタンドを掛けると、車体がかなり傾いてしまうので、スタンドの根元に負担が掛かっていると思う。
車高が上りスタンドの先端が設置しない。
現状、サイドスタンドの角度が悪く、見た目にも折れそうに見える!
サイドスタンドステーの角度がもう少し垂直になるように、作り直そうかと思う。

エンジンが快調になった事で、まだナラシ中だが、この日はアクセル開度1/2以上を試してみました。
まあまあ?な吹き上がりでしたが・・・ 多分薄いのではないでしょうか?
シリンダーヘッド温度計は、150度を超える位でした。
以前、しんいちさんに聞いた、シリンダーヘッド温度の限界値は、たしか?190度だったので、まだ余裕がある様にも思うが、ここは慎重に行こうと思う!
焼き付き、デトネーションなどでピストンに穴が開く様な時は、燃焼温度が急激に上昇するので、シリンダーヘッドを通した温度管理だけでは、直前でこの状況を回避する事は、ほぼ不可能。。
排気温度をモニター出来れば、まだ回避出来る可能性はあるが、残念ながらそんな装備は無い。

やはり安全に走行する為には、一度メインを濃い目に振って下げて行くしか無いだろう。

この日は、走行を初めたのが4時過ぎだったので、5時にもなると回りはもう真っ暗・・・

こうなると、もう鳥目で何も出来ません(笑)