AIRCOOLED/RD

高回転は焼付きが怖いんだよね~

バッテリー液漏れの原因?・検証・・

ブログ的には、今更ですが・・
一応、備忘録なので書いて置く事にした。

 

以前、リリーフバルブからバッテリー液が噴出してスイングアーム やその周辺に錆を発生させてしまいました・・

 

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その後、端子に緑青の 発生が確認された事で、原因は略特定出来ていました。

 

つまり原因は?
レギュレータのバッテリー電圧を監視するセンス線の端子が緑青により、電圧降下した事が原因と思われます?
①レギュレーターが緑青による電圧降下を感知。
②電力が消費されていると誤判断し、常に高めの電圧(17V~?)をバッテリーに給電・・過充電状態になる。
③過充電によりバッテリーが加熱し、許容範囲を超えるガスが発生、MFバッテリー内部の圧力が上昇・・
④圧を逃す為、リリーフバルブからバッテリー液が噴出・・・
※実際バッテリー側壁の樹脂が変形していた事からも一歩間違えば火災の危険性もあったと思われます・・

 

旧車(ジェネレータがオルタネータタイプ)の場合、このパターンは多いのではないか?
当然だが、フィールドコイルにも負担が掛かかり・・・
無限ループ(レアショート)へ陥る事が予想出来ます・・・
以前よりも充電電圧へ切り替わる回転数が上昇等、心当たりがあれば・・
フィールドコイルの抵抗値の確認と同時に
ネクターの端子、配線間での電圧降下・・
この辺のチェックをする事を進めます。

 

端子の錆(緑青)の発生は、以前からの問題ですが
錆発生の原因の大半は、屋外保管にある事は間違いないです。

 

例によってシートを架けて保管してますが
内部に湿気が充満する事を考えれば想定出来る事です。
よって当然ながら、シートはコマめに取外し、換気もしていました。

 

ですが結局の所・・・
屋外保管である限り、コマ目にチェックしかありません!

 

ここの所・・端子部分へシリコンスプレー等
吹き付けを怠っていました・・・(苦笑)

 

 この時点で電圧降下の症状を確認していたようです・・・
この箇所、明らかに定期点検項目にいれる場所です。
さて、このコネクターを最後に抜差ししたのは何時だったのだろうか??

 

2011/8/7:バッテリー電圧を測定しているが、この場合も充電電圧を確認しないと意味が無い・・・

いずれにしても、この時充電電圧を測定していれば、早期に原因の特定が出来たのではないか?と思う。